ママのお通夜のあと尾崎と別れ、帰宅ラッシュで混雑する満員電車に乗り込む。 見知らぬ人同士がくっつき合うこの不思議な空間は気持ちのいいものではなかった。ここにいるすべての人にもいつか死が訪れる。この目の前で今にもため息が漏れそうに、しっかりと…
2018年1月1日 地元の神社へ尾崎と初詣に来ていた。 「今年は飛躍の年にしようね」 毎年のように言うこのセリフも年々色んな意味がプラスされていくのを感じる。 今年は自分の中のタイムリミットでもある。 それが過ぎたから「はい、夢は諦めました」って事で…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。